介護をしていると、「どうするのが一番いいんだろう…」と迷う場面が必ず出てきます。
そんな時に家族を助けてくれるのが ACP(アドバンス・ケア・プランニング/人生会議) です。
◆ACPをひとことで言うと?
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│ 将来の医療やケアについて、本人・家族・医療者が │
│ 前もって話し合い、共有しておくこと。 │
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急な入院や判断が難しい場面の“迷い”を減らすための準備です。
◆ACPで話し合う主なポイント
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│ ① どこで過ごしたい? │ 自宅/施設/病院
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│ ② 延命治療はどうする? │ 人工呼吸器・心臓マッサージ など
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│ ③ 苦痛をどう減らしたい? │ 緩和ケアの希望など
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│ ④ 価値観・大事にしたいこと │ 家族との時間/痛みより穏やかさ優先
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「専門的すぎる話し合い」と思われがちですが、
実は“その人らしく過ごすための希望”を整理する、ゆるやかな話です。
◆なぜ家族介護にACPが必要なの?
【よくある困りごと】
・本人が何を望むのかわからない
・家族の意見が割れてしまう
・急な入院で医師に判断を求められる
こうした困りごとを防ぐために、ACPは大きな助けになります。
話しておく
↓
「これがお母さんの望みだったよね」
↓
家族が迷わず、罪悪感も少なくなる
本人だけでなく、介護する家族を守る仕組みでもあるのです。
◆ACPは一度で決めなくてOK
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│ 体調や気持ちの変化に合わせて何度でも見直せる。 │
│ 日常の会話の延長で始められる“ゆるい話し合い”。 │
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「タイミングは今じゃないかな?」と思ったときが始めどきです。
母の人生会議はどうだったか。
人生会議、というと面と向かって話し合う、というよりはテレビの内容のきっかけだったり
しますが、
母「自然がいい」
私「自然、て?」
母「最期まで家がいい。食べれなくなったらそれで終わり」
私「点滴してもらうのは?」「痛いときは?」
母「痛いのはやだな。苦しむのは嫌だな・・。」
私「お母さんは今何が一番大事?」
母「👌お金!」
私「財産が心配?」
母「財産はないけどね、家のこと」
母「あとは一日でも長く生きてみんなに頑張ったねって褒めてもらいたい」
早くお父さんのところへ行きたい、と言ってた母が頑張ろうとしてるのを聞いて
うれしかった。お金はやっぱり心配なんだろうな。そして家を残したい。
ここに住んでほしいのもよくわかっています。
そんな人生会議でした。

