訪問看護で救われた!高齢の母が気づかぬ熱中症とエアコン活用の大切さ

知っておきたい介護豆知識

訪問看護師さんが週一回朝来て、薬の副作用による便秘により浣腸をしていただいたり、

胃の下あたりの痛み、足の痛みや浮腫があるので足浴とマッサージなどのケアに来てくれます。

看護師さんから、家中の窓を開けて風を入れてエアコンは入れていないので心配、と報告されました。

母は昔から朝は家中の窓をあけて風をいれてエアコンはよっぽど暑くないとスイッチを入れません。なので遠慮なく閉めてエアコン入れてください、と伝えていた矢先でした。

夜勤明けの朝、この日は台風が来ているので早めに訪問してくださった訪問看護師さんから

電話あり、体温を計ったら38.8℃あったので急いでエアコンと扇風機で部屋を冷やし水分補給しました、と。熱中症になりかけている状態だったようです。

本人はやはり暑さの感覚ないようでした。

※のちに熱中症になりかけてたんだよ!お母さん!この件を聞くと

「あの人たちエアコンのスイッチもどこにあるか知ってて勝手に入れてった。私は何ともないのに」

全く自覚なしです。(※看護師さん何度も声かけてくださってます)

朝も何も食べていないので冷蔵庫に切っておいたキウイを食べさせ服薬もして頂きました。

退室される時には37.1℃まで下がったようでした。

ちょうど来てくださった朝、助けてくださってよかったです。

在宅介護で今日からできる熱中症予防の工夫

室温チェックやタイマー設定を習慣に

温度計を部屋に置いてこまめに確認する、エアコンをタイマーで自動的に稼働させるといった工夫が予防につながります。

家族ができるサポートの工夫

「エアコンを使っていいよ」と声をかけるだけでなく、具体的に操作してあげることも大切です。食べやすい果物や飲み物を冷蔵庫に準備しておくのも効果的です。

地域包括支援センターや訪問サービスの活用

介護サービスや地域の支援をうまく活用することで、家族の負担を軽減しながら熱中症予防を続けられます。


まとめ|訪問看護とエアコン活用で高齢者を熱中症から守る

私の母のように、「暑さを感じない」「エアコンを使いたがらない」という高齢者は少なくありません。ですが、夏の在宅介護では熱中症対策が最優先です。

訪問看護師さんの迅速な対応で救われた今回の体験を通じて、

  • エアコンと扇風機で室温を管理すること
  • 水分・食事をこまめに準備すること
  • 専門職と連携して体調を見守ること
    の大切さを強く実感しました。

大切な家族を守るために、今日からできる工夫を一つずつ取り入れていきたいです。


その日の午後・・実家近くで台風竜巻がおこり、またまた四方にお世話になるのですが・・・

また次回に。

↑これを寝室とリビングに置くために購入しました。温度計といえば、長いメモリがあるもの、と決めてかかっているので母は「わからん、時代は変わった。電源は落とすのかい?」と受け入れがたいようです。「何もしなくていいよ。この子の顔が辛そうだったらエアコンつけてよ」

浦島太郎ですが。ある意味地球が温暖化して扇風機で過ごしていた世代なので仕方ないですね。いつからあったのか風景になっていた軽井沢土産の温度計もちゃんと見れば29℃。